子宮内膜着床能(ERA)検査
子宮内膜着床能(ERA)検査とは?
良好な胚を複数回移植しても妊娠に至らない場合、移植を行う「時期」が、子宮内膜の受容状態と一致していない可能性が考えられます。
一人ひとりの「着床の窓」に合わせた移植時期の特定
子宮内膜には受精卵を受け入れることができる特定の時期(着床の窓)があり、その時期は一人ひとり異なります。ERA検査でご自身の**「着床の窓」の正確な時期**を特定し、それに合わせて胚移植を行うことで、妊娠率の向上を目指します。
世界70か国以上で実施されており、受検者の約30%に「着床の窓」の時期的なズレが認められています。本検査は**先進医療**として承認されており、保険診療と併用して受けていただくことが可能です。
このような方が対象となります
● 反復着床不全(障害)の経験がある方
● 凍結保存できている受精卵が極めて少ない方
● 内膜の状態に問題が見られないのに着床に至らない方
検査から移植までの流れ
1. 準備周期:実際に薬を使用して、疑似的に移植周期を開始します。
2. 採取:本来なら移植をする時期に、検体(子宮内膜組織)を採取します。
3. 解析:次世代シーケンサーを用いて、着床に関連する遺伝子の発現を解析します。
4. 移植:解析結果から判明した**最適な時期**に合わせて胚移植を行います。
※採取から検査結果が出るまでに約3週間を要します。
検査費用(税込):
121,000 円
121,000 円
ERA検査でわかること

(A)受容期前 Pre-receptive
採取した時期は受容期の前であり、子宮内膜の準備がまだ整っていなかったことを示します。
→ 胚移植は、今回の採取時期よりも「遅く」行うほうが良いと考えられます。
(B)受容期 Receptive
採取した時期が、子宮内膜の受容期であったことを示します。
→ 胚移植は、今回の検査と同条件(時期)で行うことが推奨されます。
(C)受容期後 Post-receptive
採取した時期は既に受容期を過ぎていたことを示します。
→ 胚移植は、今回の採取時期よりも「早く」行うほうが良いと考えられます。
▼ 動画で詳しく解説しています
初めて受診される方へ
当院では、専門的な知見に基づき、一人ひとりの状態に合わせた適切な移植プランを提案しております。
受診の際はマイナンバーカードまたは資格確認書をご持参ください。
