安全管理・個人情報保護について
安全生殖医療における安全管理のための指針
いながきレディースクリニックでは、患者様が安心して安全な質の高い医療を受けられる環境を整え、
良質な医療を提供することを通じて、患者様が安全で安心な妊娠をして頂くことを目的として日常診療を行っております。
医療事故発生時の対応に関する基本方針
①患者様の生命、健康、安全を最優先に考え、行動します。
②ご家族への連絡・説明を速やかに行います
③事故の状況は、客観的かつ経時的に記録します
④当事者は所属長あるいは院長へ報告し、迅速に対応します
⑤致命的な事故(死亡または重大な障害)が予測される症例については、直ちに院長に報告し指示を仰ぎます。
⑥医療事故が発生した場合は、事故原因の究明、今後の対応策を検討するために
「事故調査委員会」をクリニック内に設置し、事故調査委員会には生殖補助医療安全管理委員会の構成員に加え、必要に応じて外部の専門家を加え、客観的な判断を加えることに努めます。
本指針はクリニック内に掲示するとともに、患者様及びそのご家族から閲覧の求めがあった場合にはこれに応じるものとします。
この目的を達成するために患者様の利益を最優先に、各職員が医療安全の必要性・重要性を
自分自身の課題と認識し、医療の実施に真摯に取り組むと同時に、
医療安全管理及びその推進を行っていくものとします。
これらの取り組みを明確なものとし、生殖補助医療の安全管理、医療事故防止の徹底を図るために
以下の基本指針を定めます。
医療安全管理のための体制
①安全管理を担う部門として「生殖補助医療安全管理委員会」を設置します。
②生殖補助医療安全管理委員会は、院長を委員長とし、医療事故の発生防止、医療事故への対応
など医療安全管理に関する全般的事項を審議します。
③各現場(看護師・培養士・事務)にリスクマネージャーをおき、現場責任者として
リスクマネジメントの活動の周知の徹底および教育などを行います。
報告等に基づく医療安全確保を目的とした改善方策に関する基本指針
①生殖補助医療安全委員会は医療事故防止の具体的な要点を定める
「生殖補助医療における安全管理要綱」を策定します。
②医療事故が発生する危険性のあった事例については、迅速な報告をし、事実関係の把握
原因分析を行い、改善防止策を立て全職員に周知徹底します。
安全管理のための職員研修に関する基本方針
医療安全に関する必要な知識・技能の医事向上を図るために、全職員を対象とした教育・研修を
実施します。
職員は積極的に研修に参加するよう努めます。
個人情報保護方針
当院は個人情報の保護に積極的に取り組んでいます。
当院は個人情報保護に関する方針を次のとおり定め、個人情報保護に努めます。
<個人情報の収集・利用・提供>
個人情報を保護・管理する体制を確立し、適切な個人情報の収集、利用および提供に関する規則を
定め、これを遵守します。
<個人情報の安全対策>
個人情報への不正アクセス、個人情報の紛失、破壊、改ざんおよび漏洩を防ぐため、万全予防措置
を講じます。
万一問題が発生した場合は、速やかな対策を実施します。
<個人情報の確認・訂正・利用停止>
当該本人等から内容の確認・訂正あるいは利用停止を求められた場合には適切に対処いたします。
<個人情報に関する法令・規範の遵守>
個人情報に関する法令および、その他の規範を遵守します。