慢性子宮内膜炎検査(CD-138)

慢性子宮内膜炎検査(CD-138)について

 

<慢性子宮内膜炎とは?>

月経ごとに子宮内膜は脱落と再生を繰り返しますが、慢性子宮内膜炎の主たる原因は細菌感染と考えられています。

最近になって、慢性子宮内膜炎と子宮内膜ポリープ、子宮内膜症、不妊症、反復着床障害等との関連性が報告されるようになりました。

女性不妊症の約30%が慢性子宮内膜炎にかかり、着床障害や不育症患者では約60%が慢性子宮内膜炎との報告もあります。

ほとんどの人に自覚症状がありません。

 

<慢性子宮内膜炎の原因>

慢性子宮内膜炎の主な原因は細菌感染と考えられています。

現在のところ、どのように細菌に感染しているのかはわかっておりません。

 

<検査の方法>

子宮内膜の組織の一部を採取し、検査します。

 

<慢性子宮内膜炎の生殖機能に対する影響について>

慢性子宮内膜炎を認めると胚が着床する能力の低下を招く事が明らかになっています。

最近になり、慢性子宮内膜炎に対する抗菌薬治療の有効性が報告されています。

抗菌薬治療により体外受精の臨床成績の改善も報告されています。

2018年、反復着床障害の慢性子宮内膜炎患者を抗菌薬で治療を行った体外受精の治療成績が多方面から報告されています。

その結果、抗菌薬治療を受けたが組織学的に治癒を確認しない場合は、継続妊娠率、妊娠率、胚着床率に改善しませんでしたが、

抗菌薬投与により慢性子宮内膜炎の治癒が組織学的に確認された場合は、慢性子宮内膜炎は存続する場合と比較して高い妊娠継続率、

妊娠率、着床率が得られた報告があります。

 

<料金>

1回目のみCD-138検査と子宮内フローラ検査の併施となります。
1回目(子宮内フローラ検査 + CD-138検査) \60,500
2回目以降 子宮内フローラ検査単独 \33,000
2回目以降 CD-138検査単独 \16,500
判断料 ¥2,200

 

~まとめ~

反復着床障害で慢性子宮内膜炎の方を抗菌薬治療し、治癒が確認された場合
着床率、妊娠率、妊娠継続率が高くなったという報告が2018年から出てきました。