日本生殖医学会学術講演会

培養士の後藤です。

11月11日~12日
鳥取県米子市で開催された第66回日本生殖医学会学術講演会に稲垣院長と出席させて頂きました。

三島駅を11時46分発の新幹線で出発、15時19分岡山到着。
岡山から特急やくもに乗り、米子に到着したのは18時21分、辺りはすっかり真っ暗でした。

今回、当院から1演題発表しました。
「がん患者に対する妊孕性温存への取り組みについて」

「妊孕性温存」聞き慣れない言葉だと思いますが
がん治療の際に放射線治療、抗がん剤治療、外科的治療などで卵巣・精巣等にダメージを受けることが予想される場合、
がん治療前に卵子、精子、受精卵、卵巣皮質などを採取、凍結保存をして将来妊娠を希望される時まで保存をし、がん寛解後に
これらを使い妊娠を目指すことを「妊孕性温存」と言います。

静岡県にはSOFNET(しずおか がんと生殖医療ネットワーク)という県内のがん治療医や生殖治療医が、より迅速かつ円滑な連携・対応を取るために設立されたネットワークがあり、当院もこのネットワークに参加し、がん患者の妊孕性温存に取り組んでいます。

今回、これまでの症例について検討し発表してまいりました。

ソフネットホームページ http://www.sofnet.info/index.html

 

静岡県沼津市宮前町12-11
いながきレディースクリニック