不妊症の検査を受けられる方へ
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不妊症の検査を受けられる方へ
  • 妊娠が成立するためには、精子と卵子がいくつかの難関を乗り越えていかなければなりません。そのステップはどれも大切なのもで、一つでも不具合があるとうまく妊娠しないことがあります。
  • 不妊症の検査は、妊娠成立までの過程の中でどこに原因があるかを見定め、うまく妊娠に導くための検査です。
  • 特に女性は月経周期に合わせていろいろな検査が必要になるので、ひと通りの検査が終わるまでに数カ月かかることがあります。検査を行うことで、妊娠を妨げている要因を洗い出し、患者様の意思を尊重しながら、最適な治療方法を決定していきます。
  • 不妊の原因はほぼ男女半々です。パートナー同士協力して、検査・治療に取り組みましょう。
  • 体調や精神的なストレスも検査に影響を及ぼします。当クリニックでは、安心して治療に専念していただくために、身体と心に優しい検査・治療を心掛けています。不安や質問がありましたら、医師や看護師、相談士に気軽にご相談ください。

1.妊娠のプロセス

  • 卵巣内部にある卵胞はホルモンの働きで発育し、各月経周期に一度、卵子を排出します。(排卵)
  • 卵子は卵管采に取り込まれた後、卵管に送られ、腟から子宮を通って進入してきた精子と出会い受精します。
  • 受精した卵子(受精卵)は子宮へと移動し、子宮内膜にくっつき(着床)妊娠が成立します。

子宮画像

2.不妊の原因と検査・診断

不妊の原因
妊娠のプロセスのどこかに障害があると、妊娠しにくくなります。
不妊の原因は一般的に女性にあると思われがちですが、男女ほぼ半々といわれています。具体的に、次のような原因が考えられています。

主な原因

  • 排卵障害(高プロラクチン血症やその他ホルモンの分泌異常など)
  • 卵管が狭かったり、つまっている。
  • 子宮の形が異常(受精卵が着床しにくい)
  • 子宮や卵巣の病気(子宮内膜症、子宮筋腫など)
  • 免疫学的な問題(卵子または精子に対する抗体)
  • 子宮の入り口を精子が通過できない(頸管粘液が少ないなど)
  • 精子の数が少ない、または動きが悪い
  • その他(原因不明)
検査法と診断
不妊症の原因を調べる上でまず必要なことは、排卵があるか、卵管が正常に機能しているか、男性因子が正常であるかを把握することです。
それらを調べ、異常や疑いが認められた場合、さらにより詳細な専門的な検査が行われます。不妊症の原因を探る検査を十分に行ったうえで、患者様一人一人の状態に合わせた不妊治療を実施します。

3.一般的な検査

一般的検査には、次のようなものがあります

問診
まず始めに体の状態を把握し、今後の治療方針についての話をします。疑問に思ったことや希望があれば積極的に医師に伝え、納得して今後の検査や治療を受けましょう。
基礎体温
排卵の有無や排卵日の予測に有効な検査の一つです。
性ホルモンは、一定のリズムを持って分泌されており、正常月経周期の場合は、低温相と高温相の二相性を示します。そして低温相最終日と血液検査(ホルモン値)や超音波検査などを組み合わせて排卵日が推定できます。
1周期だけでは特徴的なグラフにならなくても、3ヶ月ほど続けると自分なりのグラフのクセがあらわれてきます。排卵日の特定だけでなく、体調管理の一環としても上手に利用しましょう。

基礎体温測定のポイント

  • 就寝時に婦人体温計を枕元に置いておき、朝、目覚めましたらすぐに横になったままの状態で測りましょう。
  • 出来るだけ起床時間(測定時間)を一定にしましょう。
  • 毎朝正確に測った体温はグラフにして記録しましょう。
  • 低温期から高温期に上がりはじめるころに排卵があります。
  • 1~2日測り忘れても、あきらめないで続けましょう。

標準的な基礎体温曲線と主な検査結果

血液検査(ホルモン測定)
女性ホルモンは卵胞期・排卵期・黄体期などの月経周期によって、変化しています。そこで各時期にあわせて採血をします。女性の体内で分泌される各種ホルモンは排卵や妊娠に大きく影響しており、排卵や着床に問題がないか、排卵時期の予測などの判断材料になります。

月経周期に合わせて行う検査

高プロラクチン血症
不妊の原因、特に排卵障害の原因の1つとして、脳下垂体からのプロラクチンの分泌異常が考えられます。本来、このプロラクチンというホルモンは分娩後の授乳期間に分泌が増えて、乳汁分泌を促す働きをしています。このホルモンの血液中の濃度が高くなりすぎると、高プロラクチン血症といって、排卵が起こりにくくなります。

主な症状

超音波検査
不妊治療ではとてもポピュラーで不可欠な検査です。超音波を発信するプローブという器具をおなかの上にあてたり、膣の中に入れたりして子宮や卵巣に異常がないかを調べる検査です。卵胞の成熟状態や排卵の有無・排卵時期を知ることもできます。
性交後試験(フーナーテスト)
精子と頸管粘液の相性をみる検査であり、男性の協力が必要です。
排卵日頃に性交をし、病院に来て、注射筒で頸管粘液を膣・頸管・子宮内から採取して、動いている精子の有無を確認する検査です。精子が受精可能な場所まで移動できるかを判定します。場合によっては、複数回行うこともあります。
精液検査
精子の状態をみる男性側の検査です。2~5日禁欲した後、マスターベーションによって専用の容器に精液をとって、その状態(精液量・精子濃度・総精子数・精子の運動性など)を顕微鏡で確認する検査です。精子の状態は体調などにより変化するので、数回検査を行う場合があります。
X線子宮卵管造影検査
カテーテルを子宮口に挿入して造影剤を注入した後、レントゲン撮影をします。より詳しく子宮・卵管の状態を確認することができます。
  • ヨードアレルギーの方は医師に申し出てください。
  • 撮影当日は入浴、性交は避けてください。
  • 検査後は安静にして下さい。

クラミジア検査
クラミジア感染症は、現在、最も頻度の高い性感染症で、子宮頸管炎を起こし、卵管の癒着を引き起こす原因となります。また、感染しても自覚症状がない場合も多いので、たとえ無症状でも検査する必要があります。
X線子宮卵管造影検査前には子宮頸管の粘液を調べる検査をし、陰性であることを確認します。もしもパートナーが感染した場合は、必ず検査を受けましょう。必要がある場合は、治療(内服)を行います。


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